夜景撮影機材について
- 2017/9/3
- カメラ機材論
写真愛好家の方同士がお互いに会話を交える中で、最初に出る言葉が「カメラ(機材)は何をお使いですか?」が多いみたいですね。
なるほど確かに!実は私もついこの間まではその一人でした(笑)
隣合わせで三脚を並べていると、お隣さんはどんな機材を使っているのかのぞき込んでしまったりしませんか?
「写真は機材で撮るものではなく、心の眼で撮るものだ」と有名な写真家の先生がおっしゃっておりました。確かにその通りなんですが、それでも他の方がお使いになっているカメラやレンズが気になるというのは写真愛好家の性(病気?)というものなんでしょうね(笑)
ただ最近では心の眼よりも機材の性能が先行しているようですね…デジタルカメラの進化は写真家のイマジネーションを超越する勢いがあります。
進化する機材をうまく利用するテクニックこそが今後の作品力を高めるのに大きく影響してきそうな感じがします。
というわけで私もこの場でふだん夜景撮影に使用している撮影機材について触れてみる事にしました。何かの参考になれば良いのですが、これを読まれた皆さんの機材熱(病)を悪化させてしまった場合はご容赦下さい!(笑)
◆撮影機材考察
カメラ関連雑誌に掲載されているカメラや交換レンズの記事を読んでいると、必ずしも書かれている内容の全てが正しいとは言い難いものがあります。
特に強い逆光や街灯などの光が画面内に大きく入る場合は、レンズによっては強いゴーストやフレアーが発生してしまい
作品力を下げてしまうものもあります。雑誌の評価が高いレンズであっても使ってみないとわからなかったりする事が多々あるので、
実際に使われている方の意見を参考にするのが一番だと思いますね。
私が長年キヤノンを使っている理由ですが、まず第一に使いたい焦点のレンズが豊富に揃っているという点が筆頭に挙げられます。
次にボディの操作性、これは慣れの問題もありますが、N社やS社に比べると手に馴染みやすく、ダイヤルの回転方向や交換レンズの着脱回転方向など
全てにおいて人間工学に沿って造られているなぁっていうのを実感しますね。
EOSシステムの最大の魅力はなんといっても数あるEFレンズ群でしょう。優れた描写、最先端を行く装備、使い勝手の良さなど、
すべてにおいて撮影者を満足させてくれるものがあります。
また好みの問題になるのですが、キヤノンはとにかく色が綺麗ですね。デジタルになってからさらにそう感じるようになりました。
またキヤノンのRAW現像ソフト「Digital photo professional」も大変つかいやすく、撮影から完成画像に至るまで一連のワークフローが
自分に一番適しているのではないかと思っているほど使いやすいです。なんだかメーカーの宣伝のようになってしまいましたが、
これからもキヤノンとは長い付き合いになる事は間違いないでしょうね。
メインカメラはキヤノンEOS 5D MarkⅢ現在夜景撮影においてはキヤノンEOS 5D MarkⅢを中心に使用しております。 |
好きなメーカー、好きなカメラを!撮影機材は人それぞれ、目的に合わせて選んでいただければと思います。 |
※ここでご紹介したレンズ以外にも単焦点レンズを数本使っておりますが出番は少ないですね。やはりズームレンズの方が利便性が高いといえます