露光時間による水面反射の描写の違い
- 2017/8/29
- 夜景撮影テクニック
シャッター速度で変わる水面の描写
水辺で夜景撮影を行なったときにキラキラと輝く水面が写り込みます。
それとなく写っている水面の反射の様子ですが、実はシャッター速度によってその写り方は変わってきます。
下に5種類の作例をご用意いたしましたが、それぞれの写り方をご覧ください。
鏡のように滑らかに反射しているものもあれば、ギザギザと見た目と変わらない写り方をしているものもありますね。
撮影方法もそれぞれ、滑らかに写すには三脚の使用が必須となりますし、見た目と変わらないように写すのであれば手持ちでも十分です。
注目したいのがこの時の感度設定、基本的に低い感度であればあるほどノイズの目立ち具合も少なく、滑らかな画像に仕上げる事ができます。
最終的にどこまで大きく伸ばして鑑賞をするか、にかかってきますが、もし三脚を所有されているのであれば低感度、長秒時撮影をお勧めいたします。
25秒 感度200 | 10秒 感度500 | 4秒 感度1250 |
1秒 感度5000 | 1/2秒 感度5000 (この場合のみ絞り値 8) |
1/15秒 感度10000 (この場合のみ絞り値 4) |
☆画像の共通データ☆
カメラ キヤノンEOS 5DmarkⅢ レンズ キヤノンEF24-105mm F4L 三脚使用
絞り11 ピントはマニュアルフォーカス ホワイトバランスは太陽光 RAW→JPEG