イルミネーションを撮りに出かけよう!
- 2017/8/29
- 夜景撮影テクニック
11月に入ると駅前やショッピングモールでは早くもクリスマスのイルミネーションが輝き始めます。 キラキラと輝くイルミネーションを見ていると、気持ちが弾んできて思わず携帯カメラを向けたりしませんか? でもどうせならデジカメを使って、よりいっそう綺麗な写真を撮ってみたいと思いませんか? え?寒いから出歩きたくない??何をおっしゃるんですか!冬こそ夜景の季節、一年のうちでもっとも空気の透明度が高くて夜景撮影に適したシーズンなんですよ♪ そんなわけで今回はより綺麗なイルミネーションを撮る方法や、それにまつわるちょっとしたウラ技などについて特集を組んでみました♪ テーマは「目指せ、イルミネーションフォトマスター!」 ぜひ素敵なイルミフォトを撮ってみて下さい。 |
まずは防寒対策から
イルミネーションはたいてい屋外にあるものですね。という事は防寒対策だけはしっかりと行ないたいものです。
せっかく綺麗に写す事が出来ても風邪をひいてしまっては大変!11月上旬からの約1ヶ月半の間、万全の装備で夜のひとときを楽しく過ごしましょう!
まず長袖、長ズボンは当然の事ですが、あまり着込みすぎて身動きがとりにくいなんて事にならない程度が理想ですね。
手袋も暖かくて良いのですが一眼レフなどを使っている場合、レンズの交換がちょっと煩わしく感じる事があります。
指先を使うので作業がやりづらくなってしまうからなんですよね。手袋を着用したままだと指先の感覚が鈍ってしまうのでレンズを交換する際にうっかり落してしまった!なんて事だけは無いようにしたいところです。
そんな時はコートのポケットにホカホカカイロを入れておいて、何もしない状態の時にはポケットに手を入れて暖めておくのが良いかもしれません。
足の場合はどうでしょう?寒さは足元から…って言いますから普段より厚手の靴下を履いておくのが良さそうです。
話は変わりますが、なるべくならフリースやウール地のセーターなどの着用は控えておいた方がベターでしょう。
女性であればナイロンストッキングも…、と聞いて、あ!って思った方は通かもしれません♪
これらの素材は静電気を帯びやすいもので、ちょっと動き回っただけで体全体が帯電してしまうわけでして…
イルミネーション撮影の時って楽しくてついたくさんシャッターを切ってしまいますよね?すると記録メディアもすぐに一杯に…
予備のメティアに替えようとカメラからメディアを抜き差しした時に金属の部分に帯電した指が触れたりすると…!
なんとメディアの読み出しが出来なくなってしまうという事故が起こるケースが希にあるのです!
さらに静電気による事故の回避策をここでひとつ!メディアの交換直前に一度地面に手を触れればOK!地面はアースの役目をしているので、直接地面に触れる事によって体内に蓄積された電気を一気に放電する事が出来るんです。ぜひ試してみて下さいネ。
撮影機材を準備しよう
それではさっそくイルミネーションを綺麗に撮るための機材を準備しましょう。 イルミネーション撮影は夜景撮影と似て非なるもの?一般的に夜景撮影は難しそうだなぁって思われがちですが決してそんな事はありませんのでご安心下さい! これだけは準備しておきたいっていう機材について説明しておきましょう。 ①デジタル一眼 一眼レフやミラーレスがあればベター、もちろんコンパクトデジカメでも大丈夫ですよ。夜間の撮影は電池の消耗が激しいので予備のバッテリーは忘れずに! ②三脚 イルミネーション撮影においては三脚の有無が仕上りを左右するといっても過言ではありません。お使いになられている機材に合わせたサイズのものをぜひ用意しておきましょう。ただし軽すぎる三脚だとブレを抑えきれなかったり転倒する危険性があるので注意して下さいね。 ③レリーズ 一眼レフを使う場合に必要とされるシャッターを切るためのリモートスイッチです。カメラに触れる事なくシャッターを切る事が出来るのでブレ防止に役立ちます。 ④フィルター イルミネーションの光を十字状にクロスさせるための効果用フィルターです。絶対に必要なものではありませんが、ちょっとした演出に1枚あると便利ですよ♪ |