昨晩は山梨県韮崎にほど近い、わに塚の夜桜撮影へと出向いてみました。
樹齢約320年の一本桜は近くで見るとその迫力は凄まじいものがあります。
ここには昨年も訪れているのですが、ライトアップの時期を外していたこともあり持ち前の機材でライトアップさせて撮影をしました。
今回はライトアップ期間中ということもあって、遠くから背後にある集落や山並みを入れて撮影をしてみました。
ライトアップ系の撮影全てにおいていえる事は、真っ暗になる直前がシャッターチャンスである、という事ですね。
特に桜のような明るい被写体は真っ暗になってから撮影をすると暗闇の中に真っ白く飛んだ桜だけが写るという、
なんとも格好の悪い写真に仕上がってしまいます。
まだ明るさが残っている薄暮の時間(マジックアワー)であれば、周囲の夜景とのバランスも良く
桜そのものが白飛びをほとんど起こすことも無く、ディテール描写の効いた写真に仕上げることができます。
周囲の蒼い空間の中に浮かび上がる桜の姿は、なんともいえない幻想的で素敵なシーンとなるため、
この一瞬を逃すことなく撮っておきたいものですね。