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花火を撮ろう 花火撮影講座
 ■ 花火撮影 準備編
1 花火撮影に挑戦しよう   2 機材を準備しよう   3 情報を集めよう
 1 花火撮影にチャレンジ!
 夏の風物詩といえば花火、夜空を彩る花火はとても鮮やかで綺麗ですよね!
今回は夜景撮影の延長として花火を被写体として撮影講座を進めていきたいと思います。
これまで難しいと思われてきた花火の撮影ですが、デジタル一眼レフの普及にともない簡単に撮影が出来るようになりました。
今夏こそはぜひチャレンジしてみたいものですね。
基本的には夜景と同じ感覚で撮影を行なうのですが、花火ならではのノウハウもありますので順を追って見ていく事にしましょう。
 2 機材を準備しよう
 今回の講座では一眼レフカメラを使用する事を前提として話を進めていきます。
なぜ一眼レフ?って思われる方も多いかと思います。ふつうのコンパクトデジカメの場合、シャッター速度や絞りをコントロールすることが出来ないんですね。花火撮影においては特に絞りのコントロールが重要になってきます。
<デジタル一眼レフカメラ>

今では各メーカーからデジタル一眼レフ(デジ一眼)のラインナップが確立され、ビギナーからプロまで幅広い人たちがデジ一眼ライフを楽しむ事が出来るようになりました。デジ一眼の詳しい解説は撮影講座応用編を見ていただく事にして、ここでは花火撮影のための主要機材として取り上げてみました。
デジ一眼にはレンズ交換式とそうでないタイプの2種類がありますが、シャッター速度と絞りのそれぞれをコントロールできる機種であればどちらの機種でも大丈夫です。
使用レンズは花火までの距離にもよりますが、標準系(フルサイズ換算(24mm-85mmクラス)のズームレンズが便利ですね。
<三 脚>

花火撮影は三脚を使用しなければ写す事ができない必要不可欠なものです。よく「荷物になる、重い、面倒くさい」などといった理由で敬遠する方がいらっしゃいますが、シャープな花火写真を撮るためには三脚は極めて重要なアイテムといえるでしょう。
ふだん使用している中型〜やや大型の三脚があれば十分です。安定した作品を作るためにもぜひ持っていきましょう。場所取りのためのアイテムとしても有効です♪
<ケーブルレリーズ>

花火撮影においてシャッターを切る時は自分の指で切るのでしょうか?それとも…?
ここは一つケーブルレリーズを用意しておきたいものですね。夜景撮影においても同様の事がいえるのですが、三脚を使用しているからといってカメラ本体のシャッターボタンを指で押すのは避けたいところです。というのも指で押した瞬間に微妙な振動がボディーに伝わることによって、それがブレとして結果的に仕上りに悪影響を及ぼすからです。
ケーブルレリーズを使用することによってブレのないクッキリとした花火写真を撮りたいものですね。
<その他>

その他に持っていて便利なものとして、
ペンライト … 手元で細かい作業を行なう場合やデータを書き込む時にあると便利
飲料水 … 夏場はとにかく暑いので、最低ペットボトル1本は用意しておきたいところです
予備の電池 … 夜間撮影はとにかく電池の消耗が激しいので、これも用意しておけば万全
虫除けの薬 … 広い河原などで行なわれるため、蚊の餌食にならないためにもぜひご用意を!
 
 3 情報を集めよう
 花火を撮影するためには情報集めが重要なポイントになってきます。
これまで私が経験から得た事も交えながら話をすすめていきましょう。
<1・花火大会の情報を集める>

まず最初にやらなければならない事は、花火がいつ、どこで、どれくらいの時間(打ち上げ数)で行なわれるか、を調べるところから始まります。
その中から自分の行きたい花火大会をリストアップしていくわけですね。
では何を情報源にすれば良いのでしょう?
現在はインターネットの普及に伴い、ありとあらゆる情報を入手出来るようになりました。これを使わない手は無いですよね?
そこで私がお薦めするサイトをご紹介しましょう。

日本の花火  一年を通しての花火情報が満載のサイトです。花火掲示板から得られる有益な情報も!

花火大会INFORMATION  全国の花火情報の最新情報が詳細に掲載されています

花火カレンダー Walkerplus  毎年の全国の花火大会情報の他、穴場スポットや周辺グルメ情報も満載

この他の手段として、毎年この時期に発売される花火大会特集の各種週刊誌なども詳細な情報が得られるので便利です。
<2・ロケハンをしよう>

さて、自分の行きたい花火大会が決まったら次はロケハン(現地下見)を行ないたいところですね。
いざ当日になって撮影場所をウロウロ探すのは精神的にもよくありませんし、思い通りの花火写真が撮れずに結果的に失敗に終わってしまいます。
遅くとも前日までには実際に現地に行って、打ち上げ場所、周囲の状況、障害物の有無などを確認しておきたいものです。
この時にふだん使用しているカメラとレンズを持っていって、フレーミングの確認をしておくと実感が沸いてきますよね。
当日になって慌てることもまず無いかと思います。
また、前日くらいになると現場のあちこちで場所取り用のレジャーシートが敷かれているかと思います。もし理想的な撮影場所が見つかったのであれば、合わせて場所を押さえておくのも一つの方法ですね。
<3・当日の現地入りは早めに>

さぁ、撮影場所も決まりあとは当日に行くだけとなりました。
一応念のために現地へは早めに行くようにしましょう。というのもロケハンの時に押さえていた場所が急遽使えなくなる可能性もあるんです。
これは主に打ち上げ場所の近辺で起こりうる事なのですが、花火の燃えかすが落下してくるような場所は直前になって立入禁止になる事が多いものです。花火大会によっては立ち入り禁止区域を明確にしていない事があって、当日になって大会実行委員や消防、警察から立ち退きを要請される事もあります。
そうなると新たな撮影場所を確保しなければならないので、余裕を持つという意味でも早めに行く方がベターといえるでしょう。
また花火撮影は至近距離で撮れば良いというものではなく、打ち上げポイントから200〜300mが理想的な距離といえます。
また次の4でも同様の事が当てはまります。
<4・風向きに気をつけよう>

一番困るのがこの風向きなんですね。せっかく良い撮影場所を確保しても当日の風向きによっては最悪な場所になりかねません。
理想は風上からの撮影なんですが、気象状況ばかりは運も絡んできますので普段からの心がけが大切かもしれません…
ただし目安として、夏場は南風の日が多い(地形状況によって異なりますが)のでロケハンの時に目安だけはつけておいた方が良いでしょうね。
当日上空の風の流れを知る方法として、明るいうちから信号雷と呼ばれる光玉を数発打ち上げる事があります。
この時の煙の流れを観察しておけばある程度の流れを知る事が出来ますね。なお信号雷と実際の花火とは打ち上げる高さが異なりますので
あくまでも風向きの目安として見ておく事をお勧めいたします。
何よりも一番悲惨なのが無風状態でしょう。ごくまれに起こりうるのですが、上空が煙に包まれてしまい、打ち上げるごとに煙が充満するので最後は何も見えなくなってしまいます。
こうなってしまうと撮影どころではなくなってしまいますよねぇ〜
<5・プログラムを入手しよう>

花火大会全体の流れを知っておくために、現地で配布されているプログラムを入手しておくと撮影する上で便利です。
花火と言っても単発花火、連続花火、デザインの花火、地上花火など様々な形態があります。
それぞれの花火に合わせた撮影方法でいきたいものですが、この時にプログラムを入手しておけば大会全体の流れがわかるので撮影をしていく中において大変に重宝します。
大会によってはプログラムを用意していない事もありますので、事前に実行委員会などに問い合わせておくと良いでしょう。

さあ準備はすべて整いましたね。次はいよいよ実践編を見ていく事にしましょう。
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